アナログ絵描き VS デジタル絵描き | 書籍・広報誌・パンフレットのデザイン事務所 アップライン株式会社

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アナログ絵描き VS デジタル絵描き

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このタイトルを見て「いや別に戦ってないんでは?」という声もあるかと思いますが、今回は絵を描く立場から「アナログ派」と「デジタル派」の言い分について考えて見たいと思います。なぜこんなタイトルになったかと言うとSNS上でやたらアナログ民またはデジタル民であることに拘りを持っている方がいるなぁと感じたからです。それもなんだか頑なに…

 
「アナログ」は昔ながらの手法(紙に鉛筆とつけペン等で絵を描く)で、デジタルはペンタブや液タブと言われるPCを使用した手法です。

 

SNSにいると割合的には8:2くらいの感覚でデジタル優勢の世の中。ただし漫勉Neo(教育テレビで放送していた、漫画家の浦沢直樹氏が錚々たるプロ漫画家のもとを訪ねてその制作風景を追うドキュメンタリー番組)なんかを見ていると、往年のプロ作家さんにはまだまだアナログ派も多く、業界だと6:2くらいなのかなぁという感じがします。

 
私は子供時代から絵を描いていてブランクを経て、デジタルで復帰して4年くらいなので両方使用しています。

 
デジタル絵のメリットは圧倒的に修正に強く、準備と片付けが不要で手軽に絵を描けること。デメリットは温かみにかけること、相手の表示モニタ環境で色が変わること。一方アナログのメリットは人が描いた温かみ。画材の持つ個性の表現ができること(以前手塚治虫の原画を見て凸凹やホワイトでの修正跡に感動した記憶があります)。デメリットは修正が大変、準備と後片付けに一苦労…
とお気づきでしょうがアナログとデジタル絵は双方に補い合う関係にあるんですね。

 
創作する人間はある種拘りを持っている方がいいような風潮もありますが、ことこの「アナログとデジタルどちらが優れているか」的話題に関しては「どちらにも得手不得手があって、その時々の目的や気分によって使い分けられたらいい」というのが私の考えです。

 
私も初めてデジタル絵に触れたときは慣れなくて悪戦苦闘しました。しかし慣れて見ると便利で楽しいものです。デジタルネイティブの若い人たちはいにしえの技法を面倒くさそうと思う方もいるようですが、手を汚し散らかり放題にしながら童心に返って描くのも楽しいものです。食わず嫌いせずどちらもやってみると発見があって新鮮だと感じました。

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