AIによる無意識プレイリストと偶然の出会いという付加価値について
AmazonPrimeMusicで音楽を聞いていると「年間ベスト」を勝手に教えてくれます。
私の昨年のベストアーティストはLISAさんでした。
しかし私は彼女の大ファンというわけではありません。
なんでかな?と思ったら鬼滅の刃のせいですね。
LISAさんは多くのアニソンを手がけているので私のプレイリストにたくさん入っているのです。
他のアーティストもかなり「アニソン」繋がりで自分のトップレートにあがってきていました。
そして今はAIが曲の好みを分析して「あなたの聴きたいのはこれでしょう?」と
勝手に関連する曲を流してくれる仕組みになっているので、
それらのアーティストの曲を延々とループで再生してくれた結果、
年間ベストの上位がアニソンばかりになるのですね。
無意識プレイリストだけに限ったことではないのですが、
今はなんでもAIが「自分好みのもの」を次から次と差し出してくれてぬるま湯のように快適ではある。
けれど、意外な出会いはなくなってしまったような気がします。
本もそうですね。昔は本屋さんに行っていわゆる「ジャケ買い」みたいに装丁が気に入ったからとか、
パラパラめくったら面白そうだったからとか、なんか惹かれて買ってみたというのがありました。
でも今はそういう偶然に満ちた出会いってなかなか無いように思います。
全てが昔はよかったなんてことはないのですが、便利になり過ぎて失われてしまったものは確実にあるのですよね。
そういったものを今この時代に再現しようとするとコストがかかるようになった。
でももしかしたら、それらの中には手間暇やお金をかけてもする価値があるものもあるのだろうと思います。
そして今後、そういう類のことには付加価値がついて
何らかビジネスチャンスなどもあるかもしれないなと感じました。



