ドラマ「おっさんずラブ」を見て真面目に考えた | 書籍・広報誌・パンフレットのデザイン事務所 アップライン株式会社

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ドラマ「おっさんずラブ」を見て真面目に考えた

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category : ブログ お知らせ一覧 日常 お知らせ更新

これまで「アップライン公式ブログ」として、わりと硬派な記事をお送りしてきたつもりですが、
代表のブログがゆるい感じで楽しげだったので、今回は私も「ゆるモード」でお送りいたします(笑)
 
最近「おっさんずラブ/テレビ朝日系/土曜夜11時15分より放送」というドラマにめっちゃハマっておりまして…
このドラマ、放送時間帯もちょっと遅いし、テーマがアレなので一般受けはしていないのかもしれませんが、
毎週放映時間帯になるとSNSの「トレンドキーワードランキング」で1位常連、最終回を目前とした先週はついに
ツイッターの「トレンドキーワードランキング」で世界1位を獲得した伝説?をつくりました。
とにかく今熱く盛り上がっているドラマなのです。
 
内容をざっくり言うと、「おっさんずラブ」というだけあって「男性同士を中心とした恋愛もの」なのですが、
これがまた毎回キュンキュンするようなラブストーリーなのです。
 
主人公でノンケ(異性愛者)の男性サラリーマン春田(はるたん)がある日、
上司である部長の黒澤武蔵に愛の告白を受けたところから始まります。
その後、異動で同部署にやってきた超イケメンエリートで後輩の牧凌太からも好きだと言われ
…とBL(ボーイズラブ)小説にありそうな展開ですが、その周りをとりまく人物のキャラがそれぞれ立っていて、
ストーリー展開がテンポよく進むので飽きる暇なく怒涛の展開に巻き込まれます。
 
このドラマが始まる前、タイトルだけを見た感じでは「なんかイロモノでいじって終わるようなのかな?」と
そんなにハマると思っていなかったのですが、ふたを開けて見ると男同士の恋愛も異性同士の恋愛も、
親子ほど年の離れた同士の恋愛も、とても「普通のこと」としてニュートラルな視点で描いているのですよね。
 
昨今「LGBT」などの性的マイノリティの人々のニュースをよく見かけます。
またセクシャルハラスメントについても毎日どこかで話題に上っているし、
人が社会で生きていく上で自分の性と向き合うことは避けて通れないことですよね。
 
性的マイノリティ(LGBT)の人たちは人生のどこかの時点において、”そのこと”について
性的マジョリティ(異性愛者)の人よりも、とても深く長い時間をかけて考え抜き向き合うのだと思います。
でもマジョリティの立場では自分の性別に疑問を持つことも基本的にないので、
性的マイノリティ(LGBT)の人たちの「葛藤や複雑な気持ち」に思い至る機会がなかなか無いのが現状だと思います。
 
このドラマ内ではノンケ(異性愛者)の主人公をはじめ、全ての人が同性愛を特殊な恋愛という目で見ていません。
ごく自然な愛のひとつの形として、異性愛も同性愛も同じようなプロセスや感情を伴う行為として描いています。
今までも同性愛をテーマとして描いた作品はありますが、
この「おっさんずラブ」は「腫れ物に触るような対応」ではなく「難しいことはよくわからないけど、
人が誰かを好きになる気持ちって尊いよね」という制作側のメッセージが、視聴者から支持されている理由なのでは
と思います。
 
世界的にも例えばローマ法王が同性愛について言及したり、
アメリカの州によっては同性婚が公的に認められていたり…
フランスではシングルマザーにも既婚で両親が揃っている家庭と同程度の社会保障があります。
日本でも渋谷区が同性婚に理解を示し、公的に支援しています。
このドラマはそういった「性的役割分担や家族の形における今という時代の空気感」を
うまく捉えていると感じました。
 
個人的にはどんな嗜好でも自由だろうと思うし、必要以上に社会のルールに縛られて
苦しんで生きねばならない人たちがいるのなら、それは改善されるべきだろうと思います。
ただいつの時代も世の中から、偏見や差別がなくなることはないのだろうと思うと悲しいですね。
(私は社会派?なので結局最後はお堅いテーマになってしまいました…)
 
このドラマ「おっさんずラブ」は6/2(土)が最終回で、直前の今(5/31現在)ネット界隈は
お祭り騒ぎになっています。
「続編や映画化はいまのところ考えていないが(反響を)大変ありがたく思っている」と
テレ朝のお偉いさんがコメントする事態になっているほどの盛り上がり。
 
今まで同性愛なんて…と思っていた方も見たら以外にキュンキュンしてしまうかも…。
これを機に「自分とは違う性を愛する人が社会にはいるんだ」ということに、
思いを馳せるきっかけとして視聴してみてはいかがでしょうか。(各社オンデマンド配信等されているようです)

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