テレビっ子ではない私がハマった良作ドラマのおはなし。 | 書籍・広報誌・パンフレットのデザイン事務所 アップライン株式会社

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テレビっ子ではない私がハマった良作ドラマのおはなし。

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実は最近あるドラマにハマっています。

私は音がなくても平気な人なので「起きたらテレビ」「帰宅したらテレビ」…という「なんとなくテレビ垂れ流し」があまり好きではなく、別にテレビがなくても生きていけるんだろうなと思っています。 

今日はそんな私が、最近帰宅したらとりあえずテレビをつけて観ているというくらいハマっているドラマのお話をしたいと思います。

 

作品は「きのう何食べた?」という2019年に放送されたドラマで、原作は漫画(よしながふみ作)です。 

放映当時話題になっていたし評価も高くて気になっていたのですが、私はその時間帯の裏番組をリアルタイムで見ていたので見逃していました。

 

「録画すれば」と言われるのですが、うちにはDVDデッキがありません。以前はあったのですがあまりに使用しないので人にあげてしまいました。 

録画したものってね、観ないんですよ。これが。じゃあなんで録画するんだよって感じですが、一応「後で観ようかな」と思うのですね、その時は。録るのはタダだし。でもなぜかしばらくすると冷めてしまっていて録画しても溜まっていく一方。ぜんぜん消化できないのでストレスも溜まる。 

おそらく録画するといつでも観られるので、録画して満足してしまうんですね…。困ったもんだ。

 

そんなわけで私は観たい番組がある時は、万障お繰り合わせの上全力でその時間にテレビの前に座ることをモットーとしています(笑)基本的にテレビ番組は「リアルタイム鑑賞で勝負!」。 

万が一にも見逃した時でも、最近民放は1週間見逃し配信をネットでしてくれるようになったし、NHKはだいだい再放送がある。(最近オンデマンドもサブスクリプションで登場しました) 

選択肢が増えたおかげで「積ん読ならぬ積ん視聴」をこじらせている、私のような人間にも優しい世の中になったもんだなぁと喜んでいます。

 

録画は避けたいが観たい番組は重なる…そんなすれ違いで見逃してしまっていたドラマ「きのう何食べた?」。今これがamazonプライムで配信されているのを見つけて、毎日1話ずつ観ています。しかも「帰宅してご飯を食べながら(ほぼ決まった時間にテレビの前に座って)」「まとめて観ずに1回につき1話だけ」というのが良いんだよなぁ。「今日も20時30分からドラマ観たいから早く帰るぞ!」っていう、勝手にひとりリアルタイム配信的な、ちょっとした緊張感が楽しいのですよ。

 

実はこのドラマ、40代のゲイカップルの日常を描いています。そこだけ聞くとなんとなく色眼鏡で見られがちだと思うのですが、毎回観たあとなんともいえずほっこりするし癒されるのですよ…。 

最近殺伐とした内容のドラマが多い中(刑事モノやサスペンス、医療系に偏重してますもんね。人も死なないし誰も騙されない、傷つかないというドラマはある意味貴重なのです)、中年のオッさん(ただしイケメン)たちが繰り広げる何も起こらない(が、とてつもなく美味しそうな、そして私でも作れそうな気がする男の手料理レシピ満載)普通の日々がとても愛おしく美しいのです。 

「人を愛することに異性も同性もなくってみんな同じなんだなー」とか「でも同性愛者の人たちは、普通のことを普通にしたいというだけでこんなに葛藤や苦労があったり、傷ついたりしているのだな」とか、いろいろなことを感じながらも最後はほっこりさせて終わってくれる素敵なドラマなのですよ。

 

そして何より役者さんの演技が巧い! 

ゲイカップル役に西島秀俊さんと内野聖陽さんの2人が起用されているのですが、なんとも巧いのです。このふたり、ノンケ(異性愛者)だと思うのですが、本当にゲイなのではと思わせるほどのリアルな演技。特に内野さんはいつも男臭さムンムンのハードボイルドな役イメージだったので、このドラマ内のオネエっぽい男性役の演技には脱帽しました。 

恋人(西嶋さん)に対してヤキモチを焼いたり涙を流したりして感情的になる場面があるのですが、ガタイのいい外見からは想像できないほど「乙女」なのです。

 

いやぁ、本当に俳優さんっていうのはすごい。どんな役も演じきり、そこにそういう人物がリアルに実在しているかのように思わせる力…これは一朝一夕に身につくものではないだろうと思いますが、天性の素質に加え不断の努力や人間観察と研究の賜物なのだろうな…

 

全然畑は違うけれど、同じクリエイターとして尊敬するし見習いたいと思ったのでした。 

思いがけず良作に出会うと嬉しいですよね。ご縁をありがとうって思います。純粋に「ほっこりしたい」という人はぜひ一度観てみてはいかがでしょう。

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